オケ老人!

2011年4月17日

久しぶりに、読後感の超すがすがしい本と出合った。
物語は、主人公の中学数学教師が、
間違えて、老人ばかりのオーケストラに入団してしまうところから始まる。

バイオリンを愛する、ごく普通の青年が、
四苦八苦しながら、老人たちのオーケストラと係わって行く日常に、
なぜかロシアの外交機密が絡み合いながら、
物語は大団円を迎える。

物語の最終章である、オーケストラの公演は圧巻で、
人生賛歌が高々と鳴り響く。
惜しみない拍手と、感激の涙、アンコールの叫び声を禁じ得ない。

そーいえば、中学の時に吹いていたフルート、
引っ張り出して吹いてみようかな。

春のすがすがしい空気の中、
ぜひご一読をお勧めしたい(^O^)/